土地を遺産で受けとったとき、相続税を自分で申告する必要があり、控除を使いたいときも確定申告をおこなわなければいけないため、頭を悩ませる方は少なくないでしょう。
そのため、計算方法の流れを把握し、相続税を決める基礎となる相続税評価額に関しても理解する必要があります。
そこで今回は、土地における相続税の計算方法にくわえて、税額を決めるベースとなる相続税評価額も解説します。
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土地にかかる相続税とは
相続税とは、受け取る遺産の総額に対して発生する税金です。
誰かが亡くなり相続が発生すると、まず遺言があるか確認がなされます。
遺言がなければ相続人が誰か、どの相続人がどの遺産を受け取るかを協議し、遺産を分配する流れです。
相続税には基礎控除額が設定されており、受け取った遺産が基礎控除額以内であれば税の支払い・申告の必要はありません。
ただし、本来受け取る遺産が基礎控除額を超えていて、控除を利用することによって基礎控除額に収まるときは申告が必要です。
申告は、被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内におこなう必要があります。
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土地の相続税の計算方法
相続税の計算手順は、以下の3ステップです。
●遺産総額を計算し、基礎控除額を引く
●相続税の総額を計算する
●財産を取得した割合に応じて、各相続人の税額を計算する
遺産総額を決めるときは、借金などマイナスの財産・葬儀にかかった費用などを差し引けます。
さらにそこから基礎控除額を引いた金額が、課税される遺産の総額です。
その後、遺産総額に応じた税率をかけ、全相続人が支払う相続税の総額を計算し、そのあとで財産取得割合に応じた税額を計算します。
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土地の相続税評価額とは
土地の相続税評価額とは、相続税を決めるベースになる金額です。
現金であればその金額をそのまま申告できますが、土地はその価値を金額に換算して申告しなければいけません。
土地の相続税評価額の計算方法は、路線価方式・倍率方式のどちらかです。
都市部など、相続税路線価が定められている地域では路線価方式を使います。
具体的な計算式は、「路線価×面積×補正率(間口が狭い土地などの評価額を修正する倍率)」です。
相続税路線価を知りたいときは、国税庁のホームページを参照しましょう。
一方、倍率方式は、相続税路線価が定められていないエリアの土地の相続税評価額を計算する方法です。
国税庁のホームページに記載されている評価倍率表をもとに、「固定資産税評価額×倍率」の式で計算されます。
また、他にも計算方法があり、おおよその金額を知りたいときは、「固定資産税評価額÷0.7×0.8」で計算しても構いません。
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まとめ
相続税の申告が必要なときは、被相続人が亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内に済ませる必要があります。
各相続人の税額を計算するには、遺産総額や相続税の総額を計算しなければいけません。
土地の相続税評価額は、おもに「路線価方式」「倍率方式」で計算できます。
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