住宅性能評価書とは、文字どおり住宅の性能を評価した結果が表示されている書類です。
住宅の売買をする際は、住宅性能評価書の存在が物件の信頼性を高めます。
今回は、住宅性能評価書とは何か、どんな評価項目があるのか、住宅性能評価書付き住宅を購入するメリットも解説します。
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住宅性能評価書とは
住宅性能評価とは、専門家が住宅の建物状態を確認し、構造の安定や火災時の安心をはじめとした10分野での性能評価をすること。
その結果を表示した書面を「住宅性能評価書」と言います。
宅性能評価書には「設計住宅性能評価書」と「建設住宅性能評価書」の2種類があります。
設計住宅性能評価は、施主が求めたとおりの設計ができているかを、建設住宅性能評価は、設計図書のとおりに建物が建設されているかを評価するもの。
住宅の売買をするときは、住宅性能評価書があると建物の状態を正確に把握できます。
売買にあたって住宅性能評価の実施は必須ではありませんが、住宅性能評価書付き住宅はより信頼性が高いと言えるでしょう。
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住宅性能評価の項目
住宅性能評価の項目は以下の10種類です。
●①構造の安定に関すること
●②火災時の安心に関すること
●③劣化の軽減に関すること
●④維持管理・更新への配慮に関すること
●⑤温熱環境・エネルギー消費量に関すること
●⑥空気環境に関すること
●⑦光・視環境に関すること
●⑧音環境に関すること
●⑨高齢者等への配慮に関すること
●⑩防犯に関すること
全部で33の性能評価事項が上記の10分野に分けられており、このうち①・③・④・⑤の分野には必須の評価項目が含まれます。
住宅性能評価を実施する際は4分野の調査が必須で、その他は依頼者の任意です。
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住宅性能評価書付き住宅を購入するメリット
住宅性能評価書付き住宅を購入するメリットは、地震保険料の割引や住宅ローンの金利優遇が受けられること、トラブル発生時に紛争処理機関を利用できること、資産価値が維持しやすいことの3つです。
住宅性能評価によって耐震等級が1~3と認定された住宅は、等級に応じて地震保険料の割引が受けられます。
金融機関によっては住宅ローンの金利優遇制度も存在するため、負担を抑えつつより優良な住宅を購入することが可能です。
また、住宅性能評価書を交付された住宅に関するトラブルの発生時には、専門の紛争処理機関を利用できるため安心感も得られます。
さまざまなメリットによって資産価値が長く保たれるため、将来的に売却する際にも高値がつきやすいです。
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まとめ
住宅性能評価書とは、10分野における住宅の性能評価をおこなった結果を表示した書面です。
10分野のなかでも「構造の安定に関すること」「劣化の軽減に関すること」「維持管理・更新への配慮に関すること」「温熱環境・エネルギー消費量に関すること」の4分野は必須の調査項目となっています。
住宅性能評価書付き住宅は信頼性が高いだけでなく、さまざまな割引や金利優遇も受けられることがあるため、ぜひ注目してみてください。
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