2023年3月から始まった「こどもエコすまい支援事業」を活用すると、省エネ効果の高い新築一戸建てをお得に購入できます。
しかし、まだ始まったばかりなので、制度の名前自体は聞いたことがあっても詳細な内容を知らない方も多いでしょう。
そこで今回は、新築一戸建て購入の際に使えるこどもエコすまい支援事業の概要や注意点、申請の流れをご紹介します。
新築一戸建て購入の際に使えるこどもエコすまい支援事業の概要とは
こどもエコすまい支援事業とは、省エネ性能の高い新築一戸建て(ZEHレベル)の購入時に補助金を受け取れる制度です。
ZEH住宅とはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称で、エネルギーの消費を抑えつつ太陽光発電などでエネルギーを生み出すことで、実質的なエネルギー消費量がゼロになる家を指します。
そのほか、2022年10月1日以降に新基準で認定申請をおこなった認定長期優良住宅、認定低炭素住宅、性能向上計画認定住宅も補助金を受け取れます。
制度の対象は、18歳未満の子どもがいる子育て世帯、もしくは夫婦のいずれかが39歳以下の若者夫婦です。
申請期間は2023年3月31日から予算上限に達するまでで、新築時は1戸あたり100万円、リフォームの場合は最大60万円が補助されます。
▼この記事も読まれています
新築一戸建て購入時にかかる登記費用とは?登記の種類と費用相場をご紹介
新築一戸建て購入時にこどもエコすまい支援事業制度を活用する注意点
こどもエコすまい支援事業は、基本的には国の補助金制度との併用はできませんが、地方公共団体が提供する補助金制度であれば併用可能です。
各種補助金制度を上手く活用できれば新築一戸建ての購入費用をより軽減でき、月々の負担を抑えられます。
ただし、省エネ効果のあるZEH住宅や優良住宅の購入時に60万円、または80万円の補助金が受け取れる「こどもみらい住宅支援事業」との併用ができない注意点があります。
また、申請期間にも注意が必要です。
申請期間は2023年12月31日までですが、予算上限に達し次第終了となるので早めの手続きをおすすめします。
▼この記事も読まれています
統計情報やライフイベントから考える不動産購入の時期とは?
新築一戸建て購入時のこどもエコすまい支援事業の申請の流れ
こどもエコすまい支援事業の申請の流れとして、まず不動産売買契約の締結があります。
不動産売買契約の締結日は問われませんが、2022年11月8日以降に基礎工事よりあとの工程に着手したものに限られるため注意しましょう。
また、こどもエコすまい支援事業の申請は事業者がおこなうため、こどもエコすまい支援事業者として登録されている事業者と契約する必要があります。
その後、補助額以上の工事が完了すると交付申請が可能です。
補助金は事業者の指定口座に振り込まれ、原則として住宅の購入代金に充当するかたちで還付されます。
補助金の交付と新居への引っ越しが終わったら、事業者が完了報告を提出して終了です。
▼この記事も読まれています
海沿いの家を購入する魅力やメリットとは?デメリットについてもご紹介!
まとめ
こどもエコすまい支援事業を活用すると100万円の補助金を受け取れるので、対象の新築一戸建てを購入する方はぜひ活用してみてはいかがでしょうか。
すでに制度はスタートしていますので、予算上限に達して終了となる前に早めの手続きをおすすめします。
私たち西千葉の春日不動産は、西千葉・千葉大学周の賃貸物件を扱っております。
お客様に最適なサービスを提供いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓