賃貸物件を借りて同棲を始めるにあたり、住民票を移すかどうかでお悩みではありませんか。
適切な対応や具体的な手続きなどを確認しておくと、安心して同棲を始められるようになります。
そこで今回は、同棲では住民票を移すほうが良いのか、住民票を移す具体的な手続き、世帯主の決め方を解説します。
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同棲では住民票を移すほうが良いのか
まず住民票とは、それぞれの市区町村で作成される住民のデータです。
項目には、対象者の氏名や生年月日、性別、世帯主との続柄など、さまざまなものがあります。
引っ越しにともなって住民票を移すのは、法令上の義務です。
そのため、同棲にあたって住所が変わる方は、引っ越し日から14日以内に手続きを済ませる必要があります。
ただし、例外的に住民票を移さなくても良いケースも定まっています。
新居で暮らす期間が1年未満であるケースや、生活の拠点が変わらないケースでは、引っ越し後に何も手続きをしなくとも問題ありません。
同棲といっても半同棲であり、相手の家に通うだけの方なら、住民票はそのままで良いと考えられます。
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同棲にあたって住民票を移す具体的な手続き
同じ市区町村内での引っ越しなら、役所に転居届を出すだけで手続きは完了です。
別の市区町村に移るなら、引っ越しの前に地域の役所まで転出届を出し、転出証明書を取得します。
そして引っ越し後、新住所のある地域の役所に転出証明書と転入届を出せば完了です。
手続きにあたっては、本人確認書類と印鑑が一般的に必要ですが、持参物は市区町村によって異なるため、個別に確認しましょう。
住民票を移すメリットは、郵便物が同棲場所にしっかり届いたり、選挙時に引っ越し先で投票できたりすることです。
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同棲時の住民票における世帯主の決め方
同棲にあたって住民票を移す場合、世帯主をどうするかを決めなくてはなりません。
同棲相手と住民票を1つにしたいなら、どちらかを世帯主とします。
世帯主にならなかった同棲相手は、未婚の配偶者、もしくは同居人とすれば問題ありません。
住民票を1つにしなくて良いなら、それぞれが世帯主となる形で届け出をします。
同棲においては、それぞれが世帯主となる形を選ぶケースが多いです。
しかし同棲から結婚した場合は、世帯を1つにまとめるため、どちらかを世帯主にする必要があります。
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まとめ
引っ越しにあわせて住民票を移すのは法令による義務なので、同棲にともなって住所が変わる方は住民票を移すのが基本です。
手続きに関して、同棲場所が同じ市区町村にあれば転居届、別の市区町村にあれば転出届と転入届を出します。
同棲期間中、世帯主はどちらかがなっても、それぞれがなっても構いませんが、結婚したらどちらかを世帯主に決める必要があります。
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