多くの方を悩ませる肩こり。
季節は段々と冬に向かっていますが、寒くなると症状がひどくなる人が多いようです。
寒くなると血管が収縮するため、血行が悪くなり放っておくとコリや痛みを感じる部位が広がり重症化することもあります。
どうすれば改善するのでしょう。
肩こりで湿布薬を貼る方がいますが、湿布薬の多くは炎症を抑える働きをする冷湿布ですので、一時的にはスッとしますが筋肉が硬くなっている肩を冷やせば血行がますます悪くなり、肩こりがひどくなることがあるので注意が必要です。
むしろ患部を温めるほうが良い場合も多いのです。
肩を温めるには、蒸しタオルやレンジで加熱する小豆カイロを両肩に10~15分当てる方法等があります。
運動も肩こりを改善します。
もっとも手軽にできるのが、背中の肩甲骨を広げたり寄せたりする肩甲骨ストレッチです。
背中と首を同時にストレッチするのも効果的なようです。
手元のスマートフォンをのぞき込むときは猫背になる人が少なくありませんが、こうしたに日常的な姿勢が肩こりを悪化させるといいます。
姿勢を改めれば肩こりは軽くなります。
1時間に1回は肩甲骨ストレッチをし、つらい肩こりを改善しましょう。