繁忙期の大変忙しい時期だったのですが、皆さんのご理解でお休みを頂戴して、息子の卒園式に行かせてもらいました。
私自身の「卒園式」のイメージは、当時ほとんどのお友達とそのまま一緒に小学校へ上がれたので、さびしい気持ちよりも「小学生になれることへの楽しみ」がとても強かった印象があります。
しかし、、、息子の卒園式となると話はまったくべつでした。笑
お友達や先生方とのお別れが、なんだかもう本当にさびしくてさびしくて。。。
私は仕事柄お休みが平日なので、土日はほとんど子ども達といられません。なので、幼稚園の送り迎えには毎週出来る限り行っていました。短い時間でも、子どもたちと話ながら行く時間が本当に大好きでした。入園当初は私の方が無駄に緊張していたのですが、少しずつ息子のお友達やその親御さんとも話せるようになり(気を遣ってい頂いて笑)、先生方ともお話させて頂く中で、幼稚園へ行くことが、私自身にとっても元気をもらえるとても大切な時間になっていました。あまりにも毎週行くので「行き過ぎかな?」と自粛を考えた時もあったのですが、ある先生から「●●くんにとってお父さんが来てくれるのは絶対嬉しいことだから大丈夫!ぜひ来てあげて下さい」と背中を押して頂いて、それからは迷わず行く事が出来ました。また、あずかり保育の先生がなんと私自身が年少(4歳)の頃に担任して下さっていた先生だったりして、、本当に夢のようでした。
様々な行事や作品展では、たくさんの感動を何度ももらいましたし、最近に至っては、子ども達がみんなで仲良く楽しそうに園庭を走り回っているだけで、なぜか私の目頭はアツくなってしまうほどでした。
息子は入園から卒園まで、1度も「幼稚園に行きたくない」と言うことはありませんでした。お友達とのやり取りで泣かされることももちろんありましたが、幼稚園へ行くことが毎日本当に楽しみだったようで、お友達や先生方のことが本当に大好きでした。そうして最後まで通えたのは、園長先生をはじめ幼稚園の先生方のおかげだと本当に思います。先生方にはあらためて、本当に感謝感謝感謝です。色々と難しい時代ではありますが、いつも子ども達に優しさや愛情をもって、一生懸命に向き合って下さっていたと思います。
卒園式が終わって園庭を出る間際、担任の先生と最後のご挨拶させて頂いていると、それまで笑っていた息子が急に泣き出してしまいました。「先生と会えなくなるのがさびしい」家でもポツリと言っていたのですが、本当に最後とわかったのか、スイッチが入って号泣し始めてしまいました。そんな息子を見て、改めてこの幼稚園に通わせて頂いたこれまでの時間が、本人や私たち家族にとって、本当にかけがえのない宝物のような時間だったんだと実感しました。担任の先生が子ども達に書いて下さった小さな文字びっしりの動物メダルは、まさに宝物です。
春は出会いと別れの季節で、私もこれまで何度もそんな経験してきたのですが、これまでの人生の中で、いまが一番さびしいかもしれません。どうしましょう、、笑
幸い幼稚園にはまだ下の娘が通わせて頂けるので、今からその時間を噛みしめていきたいと思っています。そして、小学校へと上がる息子には、これからも出来る限り寄り添いつつ、また新しい出会いや経験をたくさんして、1つ1つの思い出や学びを積み重ねて成長していってもらえたら…そう思います。
幼稚園の先生方、息子がお世話になりました。本当にありがとうございました。