土地を購入する際には、その土地がどのような土地なのかを知っておく必要があります。
なかには、土地との条件が合わず理想の家が建てられなかった…というケースもあるので、事前に調査しておくと安心です。
そこで今回は、土地の購入を検討している方に知ってほしい、土地の調査の仕方についてお話ししたいと思います。
土地の調査の仕方 ①登記の調べ方
土地を調査するには、まず「登記」を調べる必要があります。
「登記」とは登記簿謄本のことを言い、不動産の情報が記されたもので、所有権や抵当権などの権利関係の内容をはじめ、土地・建物の面積や構造などが記載されています。
登記の閲覧・請求方法
登記は「法務局」で閲覧することができます。
●①「登記事項証明書(登記簿謄本・妙本)交付申請書」に名前・住所などの取得者の情報を記入
●②所在地と地番を記入
●③手数料(書面請求の場合は600円)を準備
●④交付申請書と手数料を窓口に提出し、申請完了
法務局に行くことが難しい場合は、登記簿情報提供サービスの利用もおすすめです。
インターネットから登記所が持っている情報をpdfで取得できます。
取得の方法としては、名前や住所などを登録し、後日送られてくるID・パスワードでログインして閲覧する方法と、名前・住所・クレジットカードの登録ですぐに閲覧する方法があります。
土地の調査の仕方 ②用途地域の調査方法
用途地域とは?
用途地域とは、都市計画法によって定められた、建築できる建物を制限するためのものです。
用途地域を設けることで、住みやすい街づくりをおこなうことを目的としています。
全国の自治体では土地計画図を作成しており、土地の利用について制限をしています。
土地を上手に活用するためには、土地の用途地域を把握しておくことが重要です。
調査の仕方
土地の状況は、インターネットの検索エンジンで「都市計画図」と検索し市区町村を調べることで閲覧できます。
紙の図面で確認したい場合は、各自治体の都市計画課などで閲覧・購入できることがあります。
土地の調査の仕方 ③道路の調査について
土地を調査するうえでは、道路について調べることも必要です。
理想の家を建てるためには、登記や用途地域と同じように、道路の状態を把握しておかなければなりません。
道路の調査は、市役所の道路所管課や建築指導課でおこないます。
現地の写真が必要となるので、一度自身で調査をしてから市役所に行くとスムーズです。
現地の写真と、公図や地積測量図・土地の地図を持参することで、担当者に道路の調査をしてもらえます。
調査では、マイホームを建てる際の制限の有無や道路の幅員などを調べてくれるので安心です。
まとめ
土地の調査の仕方には、登記や用途地域・道路などを調べる方法があります。
それぞれ調査方法や閲覧方法・請求方法が異なるので、事前に確認してから情報を集めるのが安心です。
その土地の状況をしっかりと把握し、土地を上手に活用しましょう!
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