今回は「床下収納のある賃貸物件」について考えてみましょう。
床下収納のある賃貸物件にはどんなメリットやデメリットがあるのか、床下収納のおすすめの活用方法はどんなものなのか、床下収納のお手入れはどうすれば良いのか、など魅力的な床下収納付き物件を見つけた方なら気になることを解説していきます。
ぜひ参考にしてください。
床下収納のある賃貸物件のメリットとデメリットとは?
床下収納のある賃貸物件を選ぶことの主なメリットとデメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
メリット
●居住スペースを圧迫しない収納スペースを得られる
●存在自体が目立たず、中のものを人に見られることもない
●床下点検口として使えるので、もし床下でトラブルが起こってもスムーズに対応してもらいやすい
デメリット
●他の収納設備と比べて物の出し入れがしにくい
●床と床下収納の扉にはわずかに段差ができてしまうのでつまずきなどのリスクがある
●床下の湿気や温度変化の影響を受けやすい
賃貸物件の床下収納はどう活用するべき?おすすめの活用方法
賃貸物件の床下収納は、どのように活用すれば良いのか?
おすすめの活用方法は以下のとおりです。
●洗剤やトイレットペーパーなど日用品のストック場所にする
●備蓄食など、長期保存できる食品を入れる
●使用頻度の低い調理器具を入れる
床下収納は出し入れがしにくく湿気などの影響も受けやすいので、「出し入れが頻繁なもの」「重すぎるもの」「湿気や温度変化に弱いもの」などは入れないようにしましょう。
もちろん、保存期間が短い食品などはよくないです。
床下収納は存在が目立たないだけに、入れたことを忘れてしまっては大変なことになります。
賃貸物件の床下収納を長く快適に使い続けるためのお手入れ方法
賃貸物件の床下収納を長く快適に使い続けるためには、カビ発生予防のためにも、湿気や温度変化の影響を抑えるための工夫が必要です。
具体的には、除湿剤と新聞紙を入れておくのがおすすめ。
除湿剤も新聞紙も湿気対策になりますし、さらに新聞紙は多少の断熱効果も期待できます。
さらにできれば、除湿剤や新聞紙を入れる前に、除菌スプレーや雑巾などのアイテムを使って事前にきれいにお手入れしておくことをおすすめします。
その後も最低でも年に一度は、中のものを全部出してきれいにお手入れし、除湿剤と新聞紙も新しいものに入れ替えるよう心がけましょう。