東日本大震災への台湾からのご寄付を頂いています。
https://www.nippon.com/ja/features/c04918
https://diamond.jp/articles/-/264915
東日本大震災が発生した際に台湾など、世界各国から多大な支援を受けた事を日本で生きる人々は忘れてはならない…特に台湾外交部が発表した東日本大震災に関する義援金等は合計で68億5466万元(約253億円)に上る。
台湾では募金活動を行う団体の活動報告書と会計明細書は一般公開され、活動に疑義があれば「市民の善意を無駄にしている」とオンブズマンがすぐに追及を始める。二つ目は節税の制度で義援金などの募金行為は全て税務署に報告されて所得税の控除に自動的に反映されている。例えば「紅十字会」に募金をすると、その金額が紅十字会から税務署に報告登録され、確定申告時に自動的に控除対象額が引かれる仕組みになっている。これは台湾の国民IDと納税システムそして募金行為がオンラインで結ばれているからできる優れた制度。この制度に関して台湾の弁護士に取材すると「この制度を使えば自分で納める税金の使い道をある程度自分で決める事ができる。しかも募金を有効に使っているNPO法人や慈善団体が見える化できているので、良い団体にはお金も集まりやすい」と語っていた。台湾人の本来の助け合い精神とこの善意を有効に機能させる制度。「台湾からの日本への想いは今も変わることはない。そこに親日感情が加わり、253億円もの義援金が集まった」との事でした。日本も早急に見習って欲しいものです。