最近、「ポリフェノール入り」のチョコレートを見かけます。そもそも「ポリフェノール」って何?って思ってました・・・。
ほとんどの植物に含まれている成分の総称で、苦みや色素の成分になっています。
非常に強い抗酸化作用の働きが特徴で、体の中の有害な酸素を無害にする力があります。
そのため、動脈硬化をはじめとする生活習慣病の予防に非常に効果的なのです。
ただし、たくさん摂取すれば体にいいわけではなさそうです。
例えば、妊娠後期に大量のポリフェノールを摂ると、「胎児動脈管早期収縮」といって、胎児の動脈管が収縮してしまい心不全を起こす可能性があります。
1日に200~500mgが、適正摂取量と言われています。
逆に不足すると物質を酸化させる活性酸素が増えてしまうので結果的に病気になりやすくなることは考えられますので、生活習慣病の予防の為にもできるだけポリフェノールを摂取することをおすすめします。
ちなみにチョコレートを食べるといいのか?
カカオが70%以上含まれているチョコレートを毎日25g食べれば良いみたいです。
小分けのチョコレートを4.5枚くらいの量です。
ただし抗酸化作用は4時間ほどで消えてしまうので午前と午後に分けて食べるのがおすすめらしいです。