賃貸物件を探す際に、防犯などの観点から2階以上の部屋を希望する方は多いものです。
そのなかには、最上階の部屋に漠然とした憧れを抱く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、実際に最上階がどのような住み心地かについては、あまり知られていないのではないでしょうか。
そこで今回は、賃貸物件の最上階に住むメリット・デメリットと、気になる暑さ対策についてくわしくご紹介します。
賃貸物件の最上階に住むメリット
メリットとしてまず挙げられるのが、心理的なリラックス効果です。
最上階の部屋からは遠くまでを見渡せるため、風通しが良く開放感があります。
立地によっては、低層階からは見えないような景色を楽しめるでしょう。
また、すぐ隣に高い建物がなければ窓から室内を覗かれる心配もないため、プライバシーを保てる点もメリットと言えます。
さらに、上階の足音が気にならない点も大きなメリットです。
建物の構造にもよりますが、集合住宅ではどうしても足音などの騒音が気になります。
しかし、最上階ならば上の階に誰もいないため、こうした問題に頭を悩ませる必要はありません。
賃貸物件の最上階に住むデメリット
デメリットとして考えなければならないのが、災害時に影響や被害を受けやすい点です。
大きな地震や火災が発生するとエレベーターも停止するため、階段を使わなければなりません。
災害時だけでなく、長期間にわたって停電が発生した場合にも、エレベーターが使えなくなります。
また、長周期地震動が発生するような大きな揺れの場合、高層階では震度5強以上の揺れによって家具が倒れるなどの被害を受けるケースも珍しくありません。
さらに、人気のある最上階では、家賃がほかの部屋よりも高く設定されている点もデメリットと言えるでしょう。
賃貸物件の最上階に住む際の暑さ対策
周りに太陽の光を遮るものがない場合、最上階の部屋の日当たりが良すぎて、暑さを感じてしまうことがあります。
日当たりの良さはメリットですが、良すぎる日当たりには注意しなければなりません。
高層階では、夏場になると早朝から暑さに悩まされるケースもあります。
また、日没後であっても、こもった熱でなかなか涼しくならない場合もあるでしょう。
こうした場合にエアコンをフル回転させると電気代もかさんでしまうため、最上階では、上手に熱を逃がしたり遮ったりする工夫が必要です。
まず、最上階ならではの風通しの良さを活かして、換気をこまめにおこないましょう。
エアコン使用時には、サーキュレーターで室内の空気を循環させるのもおすすめです。
また、窓からの日差しが厳しい場合には、遮光・遮熱効果のあるカーテンやフィルムを使うのも良いでしょう。
まとめ
賃貸物件の最上階には、「風通しの良さ」「開放感」「プライバシーが守られる」「上階の足音が気にならない」といった点にメリットがあります。
しかし、災害時や停電時のリスク、家賃の高さや日当たりが良すぎて暑くなりやすい点には、注意が必要です。
メリット・デメリットに注意して、理想の最上階の部屋を検討してみてください。
私たち西千葉の春日不動産は、西千葉・千葉大学周の賃貸物件を扱っております。
お客様に最適なサービスを提供いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
弊社へのお問い合わせはこちらをクリック↓